産後の冷えと対策

産後、急に冷えを強く感じるようになったという方はいませんか?

妊娠中はお腹に赤ちゃんがいて血行がよくなり、冷えに悩まされるよりも、暑さに悩まされることが多いのですが、その一方で産後は冷えを強く感じる人も少なくありません。カラダが冷えてしまうと、血行が悪くなります。母乳育児をしている場合、血行不良は母乳が出にくくなることと直結しているので特に注意が必要です。

今回は、産後に何故カラダが冷えてしまうのか、原因と対策を紹介したいと思います。

産後の冷えの原因

冷え性の原因は様々ですが、産後に急に冷え性になってしまったという方は骨盤の歪みが原因かもしれません。妊娠するとリラキシンというホルモンが出て、骨盤が徐々に開いていきます。これは、赤ちゃんが骨盤の中を通りやすいようにするためで、出産時には最大に開きます。産後、時間をかけて戻すことは可能なものの、どうしても元通りにするには時間と努力が必要。その間、腰痛に悩まされることもありますが、それこそ冷えの原因かもしれません。骨盤はカラダを支える土台のようなもの。その土台が歪んでいると体全体の血流が滞り、冷えを感じることに繋がります。

骨盤矯正で冷え対策

カラダをあたためるのももちろん大切ですが、まずは冷えの原因を根本的に解決に導く方法です。骨盤の歪みを改善していく方法です。産院によっては骨盤ベルトの支給があったりしますが、道具なしでも誰でもできる骨盤矯正があります。それは座り方にきをつけるだけ!

産後は、子宮口の傷や腰痛によってしっかりと座るのが難しく、楽な体制で座ってしまいがちですが、足を組んで座ったり斜め座りをすると更に骨盤をゆがめてしまうので絶対にやめましょう。おすすめの座り方はあぐらをかいて座ること。ベットの上でもできます!

ただあぐらをかくだけでなく、坐骨の位置を意識してすわるとより効果的です。坐骨はこの部分

おしりをグッと後ろにだして前かがみになることによって、坐骨が床につきます。そのまま、上体をおこします。ポイントとしては、座った姿勢を横からみた時、肩よりも腰のほうが後ろにあること。この体制ですわることによって、骨盤が起き上がり負担をなくすことが出来ます。

最初は難しく疲れてしまうかもしれませんが、意識してやっていけば自然にできるようになりますよ!

内側から温まる体質改善

冷えを感じると、室内の温度調節をしたりカイロを貼るなどして対策するのが一般的ですが、体を温める性質を持つ食材を食事に取り入れることによっても、冷えを解消することが出来ます。

代表的なのは、生姜です。生姜にはショウガオールという体を温める作用がある栄養素が含まれています。

生姜を毎日少しでも料理や紅茶に入れることによっても効果が得られますが、味が特徴的なため毎日摂ることを難しいと感じる方や、生姜が苦手な方におすすめしたいのが、たんぽぽ茶です。

たんぽぽ茶の原料は「たんぽぽの根」で根菜に似ています。生姜以外にも、根菜類には体を温める作用があるといわれています。また、たんぽぽの根には、ビタミン・ミネラル・鉄分が豊富に含まれていて、授乳中に摂って欲しい鉄分とカルシウムもしっかりと含まれています。さらに、鉄分とカルシウムの働きを促進するビタミンCも含まれているため、効率よく吸収するにはたんぽぽ茶は最適な飲み物なんです。根っこのお茶というとなんだか味に癖がありそうな感じがしますが、そんなことはなく日常的に飲むお茶にもぴったりで、生姜よりも手軽に取り入れることができますよ。

最後に

産後、急に冷え性になると不安になってしまうかもしれません。しかし、骨盤矯正やカラダを温める食べ物の摂取をを並行して行うことによって改善されてくるはずです。無理のない程度に生活に取り入れるようにしてみて下さい。

それでも、過度な寒気に襲われたりする場合は早めに医療機関を受診することをおすすめします。